
CC0
歌川豊国役者舞台之姿絵 大和屋 四代目岩井半四郎のおかる
0
右上に「役者舞臺之姿繪」の題簽、左に「豊国画」と極印、版元は泉市。振り返る顔は眉が太く顎が張って、美人画の型ではなく役者その人の顔である。
四代目岩井半四郎が『仮名手本忠臣蔵』のおかるを演じた姿。半四郎は当時の女方の第一人者だった。「役者舞台之姿絵」は寛政6年(1794年)正月に和泉屋市兵衛から出始めた揃物で、勝川春章の没後に「新しい風」として当たり、寛政8年までに40点以上が出た。写楽が同じ年の5月に大首絵で現れるが、豊国はそれより先に、単調な地に役者の舞台姿を浮かべる型を作っていた。
初代歌川豊国(1769〜1825)は歌川豊春の門下で、国貞・国芳ら多くの弟子を育てて歌川派を浮世絵の最大の流派にした。この摺りはシカゴの森重久からケイト・スタージェス・バッキンガムが1915年に買い、1925年にシカゴ美術館へ寄贈した。
- 作品種別
- 版画
- 技法
- 木版多色刷/大判
- 制作年(画)
- 1795
- 作品サイズ
- 38.8 × 26.1 cm









