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橋本関雪玄猿
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橋本関雪の《玄猿》は、昭和8年(1933年)の第14回帝展で文部省の買上となった動物画である。飯尾由貴子は日本アーティスト事典で、前年に世を去った妻ヨネへの追慕の情が制作の根底にあったといわれる、と記している。同じ解説で、この絵を「関雪の名を不朽ならしめた名作」と評している。
関雪は若い頃から馬・猿・狐・狸を得意とし、1930年前後から動物を帝展などへの出品作の主題に選ぶようになった。意馬心猿から《玄猿》へと続く後半生の動物画には、一瞬の表情や動きをとらえる四条派の伝統が受け継がれている。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Painting
- Technique
- 絹本淡彩/掛幅
- Year Created
- 1933
- Dimensions
- 140 × 158 cm
Artist profile

橋本関雪
橋本関雪(1883〜1945)は、中国の詩や故事に取材した作品と、猿や馬などの動物画を描いた日本画家である。四条派に学び、中国へ60回以上渡りながら、中国に源流をもつ南画の新しい展開を担った。 神戸の儒学者の家に育った。明石藩に仕えた父の橋本海関は、漢詩や書画にも通じていた。
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