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橋本関雪松風図 七言書
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橋本関雪の《松風図 七言書》は、山水画と七言の詩の書を一組にした双幅で、右幅が松林の山水、左幅が草書で記した詩にあたる。絵の題記には「自寫意境以遣懐」と読める箇所があり、胸の内の境地を自ら写して思いを晴らす、という趣旨と読める。
題記の日付は「歳在戊午十一月十三日」と読める。戊午は大正7年(1918年)にあたり、制作年の記録とも合う。書の末尾近くには「松風」、署名には「白沙村」の文字が読み取れる。
白沙村荘を建ててから2年後の作品で、関雪が中国の書画や文物に強く心を寄せていた時期にあたる。同じ年の第12回文展には、六曲一双の大作木蘭を出品している。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 紙本墨画淡彩/双幅
- Year Created
- 1918
Artist profile

橋本関雪
橋本関雪(1883〜1945)は、中国の詩や故事に取材した作品と、猿や馬などの動物画を描いた日本画家である。四条派に学び、中国へ60回以上渡りながら、中国に源流をもつ南画の新しい展開を担った。 神戸の儒学者の家に育った。明石藩に仕えた父の橋本海関は、漢詩や書画にも通じていた。
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