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橋本関雪訪隠図
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橋本関雪の《訪隠図》は、後趙を建てた石勒が僧の仏図澄を訪ねる場面を描いている。足立美術館の英題に従えば、弓矢を負って片膝をつく武人が石勒、向かいに坐る僧が仏図澄にあたる。
石勒は奴隷として売られたのち、群盗の首領となり、319年に後趙を建てた。仏図澄は西域の亀茲から来た僧で、洛陽で仏教を広めた。残忍な武将だった石勒らを数々の神通によって教化したと伝えられ、後趙の国師として崇められた。石勒は無学だったが学問を尊び、仏図澄に帰依して仏教の普及に貢献した。
昭和5年(1930年)の第11回帝展に出品された。犬や馬も登場するこの作品は、関雪が動物を展覧会出品作の主題に選び始めた1930年前後の仕事にあたる。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Painting
- Technique
- 絹本着色/額
- Year Created
- 1930
- Dimensions
- 222.1 × 175.4 cm
Artist profile

橋本関雪
橋本関雪(1883〜1945)は、中国の詩や故事に取材した作品と、猿や馬などの動物画を描いた日本画家である。四条派に学び、中国へ60回以上渡りながら、中国に源流をもつ南画の新しい展開を担った。 神戸の儒学者の家に育った。明石藩に仕えた父の橋本海関は、漢詩や書画にも通じていた。
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