高其佩は、清の時代の中国の画家である。筆の代わりに指先や爪で描く指頭画の名手として知られる。漢軍旗人の家柄に生まれ、役人として刑部右侍郎の地位にまで進んだ。山水・人物・花鳥・獣と、画面の大小を問わず指と爪で描き、見た人々は争ってその絵を求めたという。その指頭画法は、池大雅をはじめとする日本の南画にも大きな影響を与えた。
1684・紙本墨画淡彩(画冊)