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伊藤若冲寒山拾得図(ケルン東洋美術館)
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伊藤若冲がこの絵に描いた寒山と拾得は、唐の伝説上の詩僧だ。寺で食事係をしていた拾得は、残り物を寒山に渡していたという。
二人は風変わりな僧として語られる一方、寒山は文殊菩薩、拾得は普賢菩薩の化身ともされた。日々の食べ物をめぐる逸話と、菩薩の化身だという言い伝えが、同じ二人に重なっている。中国では宋の時代から絵に描かれ、日本でも題材となった。
若冲は別に《寒山拾得図(伝池大雅賛)》も描いている。この絵の上部にも言葉が書き添えられているが、書いた人は分かっていない。









