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The Wood of the Self-Murderers: The Harpies and the Suicides
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ウィリアム・ブレイクウィリアム・ブレイク

The Wood of the Self-Murderers: The Harpies and the Suicides

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ダンテが木の枝を折ると、そこから人の声がした。ウィリアム・ブレイクのこの水彩画は、ダンテの「神曲」地獄篇第13歌、自殺者の森の場面を描く。ブレイクが60代の後半に、友人の画家ジョン・リネルの注文で取り組んだ水彩102点のうちの一枚だ。右下の「HELL Canto 13」も第13歌を指している。

この森では、自ら命を絶った人々が木に変えられ、人の顔をもつ怪鳥ハルピュイアに葉を食べられる。ダンテはまだ、木の中に人がいるとは知らない。そこで旅の案内役である古代ローマの詩人ウェルギリウスに促され、小枝を折る。幹が叫び、血を流した。

声の主は、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世の大臣だったピエール・デッラ・ヴィーニャである。皇帝の信頼を失ったのち、自ら命を絶った。

作品種別
絵画
技法
鉛筆・インク・水彩、紙
制作年
1824–1827
作品サイズ
37.2 × 52.7 cm

作家プロフィール

ウィリアム・ブレイク
ウィリアム・ブレイク

詩人であり画家であり、職業としては銅版彫師だった。1788年ごろから使いはじめたレリーフ・エッチングは、亡くなった弟ロバートが夢に現れて教えたのだとブレイク自身が語っている。文字と図像を同じ銅板に酸で彫り起こし、刷ってから手で彩色する――この「彩飾印刷」で、1789年に《無垢の歌》を、1794年にはそれと対をなす《経験の歌》を合本にして世に出した。

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