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アーシル・ゴーキーThe Artist and His Mother
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もとになったのは、1912年に故郷ヴァンの写真館で撮った母子の写真である。ヴァンは当時オスマン帝国領で、写真はアメリカにいる父に送るためのものだった。父は兵役を逃れ、1908年に渡米していた。
3年後、アルメニア人虐殺のなかで、ゴーキーと母と妹は死の行進を生き延びた。母は健康を取り戻せず、1919年に飢えで世を去った。翌年、15歳のゴーキーは妹とアメリカに渡った。
1926年、ゴーキーはこの絵と、ワシントンのナショナル・ギャラリーにあるもう一枚を描き始め、10年以上手を入れ続けた。二枚は構図がほぼ同じで、色が違う。こちらは淡い金や黄土、緑の色調で、もう一枚は暖かいばら色とテラコッタで塗られている。母の白い前掛けは像のように見え、ほかの部分は記憶のように描きかけのまま残されている。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1936
- 作品サイズ
- 152.4 × 127.6 cm









