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オーギュスト・ロダンカレーの市民
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百年戦争のさなか、イングランド軍に11か月包囲されたカレーが降伏したときの出来事を記念する。エドワード3世は、市の主だった者6人が首に縄をかけ、町と城の鍵を持って出頭すれば市民を助けると申し出た。最初に名乗り出たのは裕福な市民ウスタシュ・ド・サン=ピエールで、ジャン・デール、ジャック・ド・ヴィッサン、ピエール・ド・ヴィッサン、ジャン・ド・フィエンヌ、アンドリュー・ダンドルが続いた。6人は王妃フィリッパのとりなしで助命された。
カレー市は1845年からウスタシュ1人の像を建てようとしていた。1884年に依頼を受けたロダンは6人全員を作り、台座を置かずに地面の高さに据えることを望んだ。1895年、市は像を高い台座に載せて設置した。のちに市庁舎前へ移され、低い台に置かれた。
この画像はメトロポリタン美術館の一体で、ロダンが1884年から95年にかけて作った原型から、1985年にクーベルタン鋳造所で鋳造された。1989年にアイリス・アンド・B・ジェラルド・カンター夫妻が寄贈した。
- 作品種別
- 彫刻/立体
- 技法
- ブロンズ
- 制作年
- 1889
- 作品サイズ
- 209.6 × 238.8 cm
作家プロフィール

オーギュスト・ロダン
パリの下町、貧しい警察官の家に生まれた。絵の才はあったのに、国立美術学校の入試には三度落ちている。石膏職人としてパリの街角の装飾を彫り、カリエ=ベリューズの工房で下働きをしながら、独学で粘土をこね続けた日々が長く続いた。転機はイタリア旅行だった。ミケランジェロの彫像を前にして、彼は「石の中に閉じ込められた人間」を見た。
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