
Public domain
フィンセント・ファン・ゴッホアイリス
0
群れの中に白い一株だけが混じる。
1889年5月、ゴッホは自ら望んでサン=レミの療養院に入り、最初の一か月にその庭でこれを描いた。花を輪郭で囲う描き方と見下ろす構図は浮世絵から来ている。同じ年9月のアンデパンダン展に出品された。
1892年に作家オクターヴ・ミルボーが買い、何人かの所有者を経て、1987年にニューヨークのサザビーズで5,390万ドルで落札され、当時の絵画の最高額になった。落札したオーストラリアの実業家アラン・ボンドは代金を払いきれず、1990年にロサンゼルスのゲティ美術館が引き取った。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1889
- 作品サイズ
- 71 × 93 cm
作家プロフィール

フィンセント・ファン・ゴッホ
オランダ南部、牧師の家に生まれる。画商の見習い、ロンドンやパリでの奉公、教員、そして炭鉱町での伝道師と、二十代半ばまで職を転々とし、そのどれにも居場所を見つけられなかった。画家になろうと決めたのは27歳を過ぎてから。独学に近く、アントン・マウフェに短く師事した程度で、初期はオランダの農民や織工を沈んだ土色で描いた。
プロフィールを見る







