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竹久夢二光れる水
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明治43年(1910年)の夏、夢二は妻たまきと2歳の長男虹之助を連れて千葉県銚子へ避暑に出かけ、海鹿島の宿に逗留した。二人は前年に離婚していたが、このころよりを戻していた。左下に「光れる水 1910」と書き入れたこの水彩は、その滞在の年の作である。
背を向けて座る人物はたまき、川は利根川で、向こう岸は波崎とされる。
同じ銚子の滞在中、夢二は宿の隣家の娘カタに心を寄せた。翌年カタのいない海鹿島を再び訪ね、詩「宵待草」を作っている。この絵は明治44年(1911年)2月刊の『夢二画集 野に山に』に収められた。









