ガラス玩具ポッピンを吹く市松模様の振袖の娘。頬をふくらませる一瞬を捉えた、美人大首絵の代名詞。背景は雲母摺。切手(1955年・切手趣味週間)でも知られる。
喜多川歌麿は幼いころ、糸でつないだトンボや手のひらのコオロギに夢中だったという。師の鳥山石燕が『画本虫撰』の跋に書き残した話だ。のちに女性の顔と上半身を大きく描く美人大首絵で、それまでの美人画を一変させるほどの人気を集めた。 生年も出生地も確かではない。宝暦3年(1753年)生まれという通説は、寺に残る享年から逆算したものだ。
1794・木版多色刷/大判
1793・木版多色刷/大判
1793
1800
1800・木版多色刷