高橋松亭(1871〜1945、本名・弘明)は、新版画の風景様式をいちはやく準備した絵師である。明治末、版元・渡邊庄三郎がまだ絵葉書と輸出版画を商っていた時代からの最初期の提携相手で、《雨の和泉橋》のような小判の抒情風景を大量に手がけた。 雪の川辺、雨の橋、夕暮れの帆——のちに巴水が大判で完成させる「昭和の郷愁」の型を、松亭は一回り小さな画面で先に描いていた。
1930
1929・木版画
1926・木版画
1924・木版画
1924–1927・木版多色刷/大短冊判
1924
1923
1921・木版画