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木立の女
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橋口五葉橋口五葉

木立の女

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この木版画が出た明治43年(1910年)、橋口五葉(1881〜1921)は夏目漱石の『吾輩は猫である』から『行人』までの装丁で知られる装丁家で、版画家ではなかった。1915年に版元の渡辺庄三郎と浴場の女を作って新版画に加わり、1918年からは自費で髪梳ける女などを出す。この図はそれより前の作で、五葉の木版の出発点にあたる。1921年、41歳で没した。

作品種別
版画
技法
木版画
制作年(画)
1910

作家プロフィール

橋口五葉
橋口五葉

橋口五葉(1881〜1921)は、わずか一点の版画星座の中心にいる。《髪梳ける女》——湯上がりの女が黒髪を梳く大判木版は、大正9年(1920年)の制作からわずか五か月後に画家が急逝したために、新版画美人画の「絶頂で止まった時計」になった。 鹿児島に生まれ、東京美術学校を首席で出た五葉の本業は、まず装丁だった。

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