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パレットを持った自画像
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エドゥアール・マネエドゥアール・マネ

パレットを持った自画像

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マネが残した自画像は二点しかない。姿勢はベラスケスの《ラス・メニーナス》の画家の立ち姿に倣い、ただし自分を画面の中央に置いた。作業着ではなく帽子と上着の正装で、パリの成功した画家として自分を描いている。筆を持つ右手が仕上げられていないのは、描いている最中を示すためと読まれる。X線調査で、下に妻シュザンヌの肖像が描かれていたことがわかっている。

マネの生前には売れず、1899年まで未亡人の手にあった。収集家オーギュスト・ペルランやローブ家を経て、1997年にスティーヴ・ウィンが1,870万ドルで買い、2005年にスティーヴン・コーエンへ渡り、2010年にロンドンのサザビーズで2,240万ポンドで落札された。エドゥアール・マネ(1832〜1883)。縦83センチ、幅67センチ。

作品種別
絵画
技法
油彩・カンヴァス
制作年
1878
作品サイズ
83 × 67 cm

作家プロフィール

エドゥアール・マネ
エドゥアール・マネ

1863年のサロン、落選展。緑の芝生に寝そべる裸婦と、正装した二人の男。《草上の昼食》の前で人々は笑い、怒り、それでも足を止めた。パリの裕福な家に生まれ、法律家の父の反対を押し切って画家を志したマネは、トマ・クチュールのアトリエで基礎を学びながらも、ルーヴルに通ってはティツィアーノやベラスケスを模写する日々を送った。

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