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ポール・ゴーギャンわれわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか
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ゴーギャンは、命を絶つ前にこの絵を残そうとした。1897年の暮れにタヒチで描いた、生涯でいちばん大きな絵で、高さ約1.4メートル、幅3.7メートルあまりある。本人はこれを画家としての遺書と考え、自分の最高傑作だと信じていた。
その年、娘アリーヌの死を知らされ、借金と、梅毒によるとみられる脚のただれに苦しんでいた。翌年2月の手紙には、12月には死ぬと決め、その前にひと月、昼も夜も描き続けたと書いている。完成後は山に入り、脚の手当てのためにためていたヒ素を飲んで自殺を図ったが、死にきれなかった。
絵は右から左へ、誕生から死へと読む。右端の眠る赤ん坊に始まり、左端の死の近い老女で終わる。本人は同じ手紙で、両腕を上げた青い偶像が「あの世」を指すと説明した。そして、これ以上のものも、これと同じものも、もう描けないだろうと書いた。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1897
- 作品サイズ
- 139.1 × 374.6 cm









