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フィンセント・ファン・ゴッホ星月夜
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1889年6月、サン=レミの療養院で描いた。東向きの寝室の窓から見た夜明け前の空がもとになっているが、絵は昼間にアトリエで描かれ、村は窓からは見えない。教会の尖塔はオランダ風で、別の場所のスケッチから足したものである。糸杉のそばの明るい星は金星で、ゴッホは6月の手紙に朝の明星が大きく見えたと書いている。
ゴッホ自身はこの絵を「構成の点で誇張」と呼び、エミール・ベルナールへの手紙では失敗作に数えている。テオの死後、妻ヨーが相続し、ヨーロッパの何人かの所有者を経て1938年に画商ポール・ローゼンバーグが買い、1941年にニューヨーク近代美術館がセザンヌ二点とロートレック一点との交換で手に入れた。
- 作品種別
- 絵画
- 技法
- 油彩・カンヴァス
- 制作年
- 1889
- 作品サイズ
- 73.7 × 92.1 cm
作家プロフィール

フィンセント・ファン・ゴッホ
オランダ南部、牧師の家に生まれる。画商の見習い、ロンドンやパリでの奉公、教員、そして炭鉱町での伝道師と、二十代半ばまで職を転々とし、そのどれにも居場所を見つけられなかった。画家になろうと決めたのは27歳を過ぎてから。独学に近く、アントン・マウフェに短く師事した程度で、初期はオランダの農民や織工を沈んだ土色で描いた。
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