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フィンセント・ファン・ゴッホ夜のカフェテラス
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油彩と同じ構図を、葦ペンとインクで描いた素描である。
1888年9月、アルルのフォルム広場のカフェを描いた。油彩の完成作はオッテルローのクレラー=ミュラー美術館にあり、こちらはその前の習作である。ゴッホは妹ウィルに、黒を使わずに夜を描くこと、「美しい青と紫と緑だけ」で描くこと、昼のスケッチからではなく夜その場で描くことを書いている。この素描には色がなく、線の粗密だけで灯りと闇を分けている。
ダラス美術館のウェンディ&エメリー・リーヴス・コレクションにある。
- 作品種別
- 素描/線画
- 技法
- 葦ペン・インク・鉛筆、紙
- 制作年
- 1888
- 作品サイズ
- 62.9 × 47.2 cm
作家プロフィール

フィンセント・ファン・ゴッホ
オランダ南部、牧師の家に生まれる。画商の見習い、ロンドンやパリでの奉公、教員、そして炭鉱町での伝道師と、二十代半ばまで職を転々とし、そのどれにも居場所を見つけられなかった。画家になろうと決めたのは27歳を過ぎてから。独学に近く、アントン・マウフェに短く師事した程度で、初期はオランダの農民や織工を沈んだ土色で描いた。
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