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仮名手本忠臣蔵大序
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長谷川貞信(初代)長谷川貞信(初代)

仮名手本忠臣蔵大序

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長谷川貞信が描いた「仮名手本忠臣蔵」の最初の段の二枚続。表の札には「假名手本忠臣蔵大序」「長谷川貞信画」とある。2 枚目の画像は紙の裏から走査したもので、表の絵が左右反転して透けている。

舞台は鎌倉の鶴岡八幡宮。討ち取った新田義貞の兜を納めるため、47の兜から義貞のものを選ぶ。塩冶判官の妻かほよ御前は、蘭奢待の香りを手がかりに兜を見極める。その後、高師直がかほよに言い寄り、割って入った桃井若狭之助との間に遺恨が生まれる。

表の出版元の札は「わた喜梓」と読める。同じ枠を持つ仮名手本忠臣蔵四段目は、綿屋喜兵衛版の12枚揃に属する。この大序も同じ揃いの一枚と見られる。ウォルターズ美術館の所蔵記録では、四段目の制作年代は1855〜69年とされている。この画像の投稿者が付した「186x?」は、疑問符つきの推定である。

Work Type
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Technique
木版多色刷/二枚続

Artist profile

長谷川貞信(初代)
長谷川貞信(初代)

大坂の浮世絵師、長谷川貞信(初代)の役者絵には、金を摺り込んだために江戸で売り止めになったものがある。芝居の絵で評判を得た貞信は、故郷を描いた「浪花百景」などの名所絵でも知られる。 貞信は文化6年(1809年)、大坂南船場に生まれた。実家は茶巾や袱紗を商う店だった。はじめは四条派の画家、上田公長に学んだが、修行の途中で実家の商売が立ちゆかなくなる。

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