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ヒワの聖母
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ラファエロ・サンティラファエロ・サンティ

ヒワの聖母

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ラファエロの《ヒワの聖母》は、一度17の破片に割れている。芸術家たちの伝記を残した同時代の画家ヴァザーリによれば、ラファエロはフィレンツェにいたころ、親友の毛織物商ロレンツォ・ナージが妻を迎えたとき、この聖母子の絵を描いた。

絵が割れたのは、地すべりでナージの家が崩れたためだった。がれきから見つかった破片を、ナージの息子がつなぎ合わせさせた。破片は釘でつながれ、割れ目は新しい絵の具で埋められた。つなぎ直された絵は、19世紀半ばにはウフィツィ美術館で最も賞賛され、最も写された作品の一つとなった。2008年に終わった10年がかりの修復では、後から重ねられた絵の具が除かれ、元の色を取り戻した。

修復された画面で、幼い洗礼者ヨハネが幼いイエスに差し出す小鳥が、題名の「ヒワ」である。このゴシキヒワには、キリストの茨の冠からとげを抜こうとして血を浴び、顔に赤い斑点ができたという伝説がある。小鳥は、イエスがやがて十字架にかけられる運命を表す。

Work Type
Painting
Technique
油彩・板
Year Created
1505–1506
Dimensions
107 × 77 cm

Artist profile

ラファエロ・サンティ
ラファエロ・サンティ

自然さえ彼に負けるのを恐れたと、ラファエロ・サンティの墓碑銘はたたえる。《アテナイの学堂》や三角形の構図にまとめた聖母子で知られる画家・建築家で、盛期ルネサンスの三大巨匠の一人に数えられる。 1483年、ウルビーノに生まれた。父ジョヴァンニ・サンティは宮廷画家で、詩人でもあった。8歳で母を、11歳で父を亡くした。

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