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民衆を導く自由の女神
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ウジェーヌ・ドラクロワウジェーヌ・ドラクロワ

民衆を導く自由の女神

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フランス革命の絵と思われがちだが、描かれているのは1789年の革命ではなく、1830年7月27日から29日にパリの民衆が国王シャルル10世に対して蜂起した七月革命である。ドラクロワは、蜂起した人々が市庁舎を奪った日にちなんで、この絵を「7月28日」と名づけた。三色旗を掲げる女性は「自由」の擬人像で、かぶっているフリギア帽は1789年の革命のあいだに自由の象徴になった。右奥のノートルダム大聖堂の塔にも三色旗が翻る。

1830年10月、ドラクロワは兄への手紙に「現代の主題、バリケードに取りかかった。祖国のために勝利しなかったとしても、せめて祖国のために描こう」と書いた。1831年のサロンに出品されて政府が3,000フランで買い上げたが、1832年の暴動のあと、民衆を煽るおそれがあるとして展示から外され、のちに作家へ返され、1874年にルーヴル美術館へ入った。

2023年から24年にかけての修復で、黄ばんだ8層のワニスが取り除かれた。この画像は修復後の2024年に撮影されたもので、修復により女性の衣は黄色ではなく、ところどころ金色を含む明るい灰色だったことがわかった。

Work Type
Painting
Technique
油彩・カンヴァス
Year Created
1830
Dimensions
260 × 325 cm

Artist profile

ウジェーヌ・ドラクロワ
ウジェーヌ・ドラクロワ

《サルダナパールの死》が批評にこぞって退けられたあと、ウジェーヌ・ドラクロワは美術監督官から作風を変えるよう求められたが、断った。強烈な色彩と動きのある構図でフランスのロマン主義を代表し、《民衆を導く自由の女神》《キオス島の虐殺》で知られる画家である。 1798年、パリ近郊のシャラントン=サン=モーリスに生まれた。

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