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ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティダンテの夢
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ダンテの『新生』の一場面。ダンテは、片思いの相手ベアトリーチェ・ポルティナーリの臨終の床へ、「愛」に導かれてゆく夢を見る。黒衣の男がダンテで、その手を取って身をかがめる赤い衣の天使が「愛」である。
リヴァプールの国立美術館群の解説によれば、侍女たちの緑は希望、春の花は純潔、赤い鳩は愛の臨在、床に散るケシは夢と死の眠りを表す。ベアトリーチェのモデルはウィリアム・モリスの妻ジェーン・モリス。
1869年にパトロンのウィリアム・グレアムの注文で描き始めたが、1871年に仕上がると大きすぎるとして受け取りを断られた。ロセッティの油彩で最も大きな作品で、1881年に作家からリヴァプール市へ売られた。同じ構図は1856年の水彩が先にあり、1880年にはグレアムのために下段の小画面2枚を添えた縮小版も描いている。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1871
- Dimensions
- 216 × 312.4 cm
Artist profile

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
ロンドンに生まれたロセッティは、イタリアから亡命した詩人学者の父を持ち、家の中では絵よりも先に言葉があった。実際、生涯を通じて彼は画家であると同時に詩人でもあり、名の由来であるダンテ・アリギエーリの世界に終生取り憑かれていた。1848年、まだ二十歳のとき、ジョン・エヴァレット・ミレイやウィリアム・ホルマン・ハントとともにラファエル前派兄弟団を結成する。
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