
Public domain
フランシスコ・デ・ゴヤ自画像
0
ゴヤの自画像は何点もあるが、全身を描いたものはごく少ない。この《アトリエの自画像》はその一点で、1790〜95年頃の作とされる。
帽子のまわりに付いた金属の小さな筒は、蝋燭を立てるためのものである。息子のハビエル・デ・ゴヤによれば、父は絵の効果を上げる最後の筆を、夜に人工の明かりで入れていた。
ハビエルは、父が好んだ言葉として「la magia del ambiente」(空気の魔術)を伝えている。この絵は、ゴヤが画面にその「空気」を呼び起こそうとしたことをよく示す一枚とされる。もとはビリャゴンサロ伯爵のコレクションにあった。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Dimensions
- 42 × 28 cm
Artist profile

フランシスコ・デ・ゴヤ
アラゴンの寒村フエンデトドスに生まれ、サラゴサで金箔師の父を持つ家に育った。絵の手ほどきは地元の画家ホセ・ルサンから受け、二度挑んだマドリードの王立美術アカデミーには落ちている。転機はローマ留学と、宮廷画家アントン・ラファエル・メングスの下で働いた義兄フランシスコ・バイユーとの縁で、その妹と結婚したことで王立タペストリー工房の下絵描きの職を得た。
View full profile







