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レオナルド・ダ・ヴィンチ最後の晩餐
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「あなたがたのうち一人が私を裏切る」と告げた直後の場面である。十二使徒は三人ずつ四組に分かれ、天井の格間の線は消失点をキリストの顔に集める。
ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院の食堂の壁に、1495年から98年にかけて描かれた。注文主はミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァである。レオナルドは壁に直接漆喰の乾く前に描くフレスコではなく、乾いた壁にテンペラで描いた。塗り直しながら描ける代わりに壁への定着が弱く、湿気の多い食堂では1510年頃から顔料が剥がれ始めた。
17世紀には壁の下部に扉が開けられて足元が失われ、ナポレオンの時代には食堂が馬小屋に使われた。1943年の空襲で食堂の屋根が落ちたが、壁は土嚢で守られて残った。1977年から99年まで20年余りをかけて洗浄と修復が行われ、修道院は1980年にユネスコの世界遺産に登録された。壁面は縦約4.2メートル、横約9.1メートル。
- Work Type
- Painting
- Technique
- テンペラ・壁
- Year Created
- 1495
Artist profile

レオナルド・ダ・ヴィンチ
1452年、フィレンツェ近郊の小さな町ヴィンチに、公証人の父と農家の娘のあいだの非嫡出子として生まれた。学校教育をほとんど受けなかったぶん、既存の権威を鵜呑みにせず、自分の目で見て確かめる癖が骨の髄まで染みついた人だった。ノートには絵と文字が渦を巻くように並び、鳥の飛び方、水の渦、胎児の姿、大砲の設計までが同じページに同居している。
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