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青木繁農家
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青木繁の《農家》は、海の幸と同じ明治37年(1904年)に描かれた、板に油彩の小品である。牧野研一郎は、平凡社『世界大百科事典』でこの年を青木の生涯で最も豊饒な年とする。神話や古代を題材に大作を描くかたわら、こうした小さな風景画も手がけていた。
2022年の「生誕140年 ふたつの旅 青木繁×坂本繁二郎」展では、「青木繁顕彰のために」の章で展示された。同じ年に小さな板へ描いた油彩として、羽子板に描いた女性の顔などと並んだ。
ここに載せた図版は、昭和38年(1963年)の画集『日本近代絵画全集』第4巻による。縦横の比が館の記録にある寸法とやや合わないため、画集の図版では四辺が少し切れている可能性がある。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・板
- Year Created
- 1904
- Dimensions
- 23.3 × 33 cm
Artist profile

青木繁
《海の幸》で知られる青木繁は、絵筆でアレクサンドロス大王に並ぼうとした。「自伝草稿」には、絵の技で大王に匹敵するか、それ以上に偉大な人物になれるという決意を記している。 明治15年(1882年)、旧久留米藩士の家に生まれた。13歳頃から地元で洋画を習い、同い年の坂本繁二郎とは生涯の友となった。明治32年(1899年)に中学を退学して上京。
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