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檜図屏風
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狩野永徳狩野永徳

檜図屏風

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狩野永徳は狩野派の総帥で、織田信長や豊臣秀吉のもとで絵筆を執った。この屏風は、もとは襖絵である。画面には、襖の引手を付けていた跡が残る。

飾られていたのは八条宮家(のちの桂宮家)の邸宅で、宮家の創立は秀吉が朝廷に願い出たものだった。邸宅は天正18年(1590年)12月に落成したが、永徳は同じ年の9月に急逝している。最晩年の作である。明治期に皇室の所有となった。国宝に指定されている。

幹や岩に黒々と引いた墨線の勢いを、江戸時代に出た画史『本朝画史』は「恠恠奇奇」と評した。永徳が打ち立てた「大画様式」をよく示す一作とされる。

Work Type
Painting
Technique
紙本金地着色・四曲一双
Year Created
1590
Dimensions
170 × 230.4 cm

Artist profile

狩野永徳
狩野永徳

狩野永徳は、織田信長の安土城や豊臣秀吉の大坂城・聚楽第の障壁画を、一門を率いて描いた。城とともに大半の絵は失われたが、《唐獅子図屏風》《檜図屏風》と《上杉本洛中洛外図屏風》が、大画から細画までの仕事の幅を伝えている。 天文12年(1543年)、京都で絵師の狩野松栄の長男として生まれた。祖父は狩野派の基礎を築いた狩野元信で、幼いころから直接絵を学んだとされる。

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