
CC0 1.0(Rijksmuseum)
竹内栖鳳栖鳳逸品集 黍に鼬
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竹内栖鳳が第1回の文化勲章を受けた1937年、京都の出版元・芸艸堂は、栖鳳の絵を色刷りの木版にした画集「栖鳳逸品集」を出し始めた。このイタチの図も、その一枚である。画集は何回にも分けて刊行され、1942年までに60枚がそろった。
芸艸堂が栖鳳の画集を出すのは、これが初めてではない。1899年には、まだ「棲鳳」と名のっていた栖鳳に頼んで傑作を集め、写真版の画集「棲鳳画譜」を出した。その中にも、イタチを題材にした別の図棲鳳画譜 鼬蛙がある。
この摺りは、芸艸堂が「栖鳳逸品集」の図を集め、栖鳳への敬意をこめてまとめた2冊組の画集の、1冊目に貼られている。2005年にアムステルダム国立美術館が購入した。画像はパブリックドメインとして公開され、館の作品の頁から保存できる。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Technique
- 木版色摺(芸艸堂 刊『栖鳳逸品集』の1図)
- Year Created (image)
- 1937–1939
- Dimensions
- 38 × 47.6 cm
Artist profile

竹内栖鳳
一匹の猫を、これほど生々しく画絹に留めた絵師がいただろうか。《班猫》(1924年、山種美術館蔵、重要文化財)の前に立つと、身をよじって毛づくろいする三毛の、逆立つ毛の一本一本と、そこに流れる体温までが同時に迫ってくる。竹内栖鳳(1864〜1942)——京都・四条通の料理屋「亀政」に生まれ、京都画壇を近代へと押し出した日本画家の、これが到達点のひとつである。
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