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ウィリアム・ブレイクThe Ancient of Days
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ブレイクが1794年に出した彩飾本『ヨーロッパ 一つの預言』の口絵である。「日の老いたる者」は後の評者が付けた呼び名で、旧約聖書ダニエル書7章で神を指す言葉(文語訳「日の老たる者」)から取られた。人物はブレイクの神話の創造神ユリゼンと読まれており、コンパスで物質の宇宙を造り、その境を定めている。
この摺りは写本Kで、1821年に『アメリカ 一つの預言』の写本Oとともに、若い支援者の画家ジョン・リネルのために摺られた。ブレイクが1795年より後に摺った『ヨーロッパ』はこの一部しか残っていない。版はオレンジがかった赤のインクで摺られ、水彩・金・ペンで仕上げてある。右上の「1」はブレイクがペンで入れた丁付けで、図を囲む赤い線も手で引かれている。
リネルは1821年8月8日に2冊を1ポンドで買った。1918年にリネル家の信託がクリスティーズで売り、T・H・リッチズの手に渡った。リッチズは1935年にこれをフィッツウィリアム美術館に遺贈し、1950年に館へ届いた。
- Work Type
- Technique
- レリーフ・エッチング、ホワイトライン・エッチング、手彩色・紙
- Year Created (image)
- 1794
- Dimensions
- 23.4 × 16.9 cm
Artist profile

ウィリアム・ブレイク
詩人であり画家であり、職業としては銅版彫師だった。1788年ごろから使いはじめたレリーフ・エッチングは、亡くなった弟ロバートが夢に現れて教えたのだとブレイク自身が語っている。文字と図像を同じ銅板に酸で彫り起こし、刷ってから手で彩色する――この「彩飾印刷」で、1789年に《無垢の歌》を、1794年にはそれと対をなす《経験の歌》を合本にして世に出した。
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