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Gokakoku ... gankirō ni oite sakamori no zu
CC0
落合芳幾落合芳幾

Gokakoku ... gankirō ni oite sakamori no zu

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落合芳幾の《五ケ国於岩亀楼酒盛の図》は、横浜の遊女屋・岩亀楼で外国人と遊女が酒宴を開く場面を描いた作品である。三枚の版画を横につないだ絵で、この図版は左の一枚にあたる。「五ヶ国」は、安政5年(1858年)に幕府が条約を結んだアメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスを指す。

岩亀楼は、現在の横浜公園の場所にあった港崎遊廓の遊女屋だった。日本人用と外国人用に分かれた楼内は豪華で、昼間は見物料を取って一般にも公開していた。中央と右の一枚にある扇の屏風は、酒宴の場所が2階の「扇の間」であることを示す。左の一枚には「亜墨利加女人」「英吉利女人」「ふらんす」の札が付く。

署名は「一恵斎芳幾画」、彫師の名は「彫竹」である。改印の申の12月は万延元年(1860年)12月を表し、横浜絵が最も流行した2年間のうちに刊行されたことが分かる。

Work Type
Print
Technique
木版画(大判錦絵、三枚続のうち左の一枚)
Year Created (image)
1860
Dimensions
37 × 24.8 cm

Artist profile

落合芳幾
落合芳幾

落合芳幾は、開港した横浜の外国人から新聞に載った事件まで描いた浮世絵師である。「東京日日新聞」の創刊に加わり、記事を一枚の絵で伝える新聞錦絵も手がけた。 天保4年(1833年)、江戸に生まれた。子どものころから絵を好み、質屋への奉公を経て、嘉永2年(1849年)ごろ歌川国芳に入門した。同門の浮世絵師・月岡芳年の兄弟子にあたる。

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