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東京日々新聞 九百三十三号
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落合芳幾落合芳幾

東京日々新聞 九百三十三号

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翼のある童子二人が「東京日々新聞」の題を掲げ、左に「九百三十三号」。左下に版元・具足屋の印、右下に芳幾の署名。

新聞錦絵は、明治7年(1874年)に落合芳幾(1833〜1904)が版元の具足屋と始めた。日刊紙『東京日日新聞』の記事から事件を一つ選び、絵にして本文を添え、色摺の一枚絵として売った。新聞をまだ読まない人にも事件が届き、東京土産としても売れた。芳幾は明治5年の『東京日日新聞』創刊にも関わった絵師で、記事の号数をそのまま題にしている。翌年には芳年が『郵便報知新聞』の錦絵で競い、明治9年頃までにこの流行は終わる。

この図は殺傷事件を報じた一枚で、東京大学大学院情報学環の図書室にある。

Work Type
Print
Technique
木版画(大判錦絵)
Year Created (image)
1874

Artist profile

落合芳幾
落合芳幾

落合芳幾は、開港した横浜の外国人から新聞に載った事件まで描いた浮世絵師である。「東京日日新聞」の創刊に加わり、記事を一枚の絵で伝える新聞錦絵も手がけた。 天保4年(1833年)、江戸に生まれた。子どものころから絵を好み、質屋への奉公を経て、嘉永2年(1849年)ごろ歌川国芳に入門した。同門の浮世絵師・月岡芳年の兄弟子にあたる。

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