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マドンナ
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エドヴァルド・ムンクエドヴァルド・ムンク

マドンナ

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ムンクは1894年から95年にかけて、この構図を油彩で五点描いた。題は「マドンナ」とも「愛する女」ともムンク自身が呼び、聖母の図像と、身をのけぞらせる女の官能とを一つにしている。1893年に描いた最初の版には、精子と胎児を描いた飾り枠が付いていたが、のちに外された。その枠は1895年のリトグラフ版に残り、画面の縁を精子が這い、左下に胎児がうずくまる。

この一点はオスロの国立美術館にある版で、他の版はムンク美術館、ハンブルク美術館、個人の所蔵にある。ムンク美術館の版は2004年に叫びとともに盗まれ、2006年に戻った。エドヴァルド・ムンク(1863〜1944)の連作「生命のフリーズ」の中心をなす図像の一つである。

Work Type
Painting
Technique
油彩・カンヴァス
Year Created
1894

Artist profile

エドヴァルド・ムンク
エドヴァルド・ムンク

叫んでいるのは絵の中の人物ではなく、世界そのものだ。オスロのフィヨルドを望む橋の上で、ムンクはある夕暮れ、空が「血のように赤く」染まるのを見た。友人たちは先へ歩いていき、彼だけがその場に立ち尽くし、自然を切り裂く果てしない叫びを聞いた気がしたという。

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