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エドヴァルド・ムンクカール・ヨハン通りの夕べ
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クリスチャニア(いまのオスロ)の大通り、カール・ヨハン通りの夜である。右奥の建物は国会議事堂にあたる。群衆に逆らって一人だけ向こうへ歩く人影を、ムンク自身の姿と見る研究者もいる。
元になった体験を、ムンクは1889年の日記に書いている。通りすがりの人がみな奇妙に見え、自分を見つめているように思えた。頭が空っぽになり、体が震えて汗が流れた、という。絵はパリから戻った1892年の夏に描かれた。
同じ年の9月、クリスチャニアのトストルプゴーデンで開いた2度目の個展で初めて展示された。新聞『モルゲンブラーデット』は「まったく狂った絵」と評し、世間は絵も画家も病的だと非難した。それでもムンクはこの絵を連作《生命のフリーズ》に入れている。最初の叫びが描かれるのは翌1893年で、この絵はその直接の先駆とされる。1909年にベルゲンの収集家ラスムス・メイエルが買い、そのコレクションは1924年に一般に公開された。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1892
- Dimensions
- 84.5 × 121.7 cm
Artist profile

エドヴァルド・ムンク
叫んでいるのは絵の中の人物ではなく、世界そのものだ。オスロのフィヨルドを望む橋の上で、ムンクはある夕暮れ、空が「血のように赤く」染まるのを見た。友人たちは先へ歩いていき、彼だけがその場に立ち尽くし、自然を切り裂く果てしない叫びを聞いた気がしたという。
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