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オディロン・ルドンThe Cyclops (Redon)
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描かれているのは、ギリシア神話の一つ目の巨人ポリュペモスである。原題は「Le Cyclope」。巨人は海のニンフ、ガラテイアに恋をした。右下の花の斜面に横たわる裸身がガラテイアで、眠っている。巨人は山の稜線の陰から、ただ一つの目を彼女に向けている。
巨人は身を隠したまま、近づけずにいると読まれている。題は古典の神話から取っているが、ルドンが育ったアキテーヌ地方の民話に出てくる一つ目の巨人の面影も重なると言われる。大きな目は、人の魂や、外から見えない内面の象徴と解されてきた。
制作年は1914年頃とされるが、1898年まで遡らせる説もあり、定まっていない。厚紙に油彩で描き、のちに板に貼られている。右下に「ODILON REDON」の署名がある。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・厚紙(板に貼付)
- Year Created
- 1914
- Dimensions
- 65.8 × 52.7 cm
Artist profile

オディロン・ルドン
ボルドーの商家に生まれ、幼少期を実家の葡萄園ペイルルバードで過ごした。虚弱な子供で、ひとり庭の木々や雲を眺めて育ったという。パリでジェロームに師事するも堅苦しい画塾に馴染めず、故郷に戻ってから運命的な出会いを得る。
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