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ギュスターヴ・モロー聖セバスティアヌスと天使
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聖セバスティアヌスは、3世紀のローマの殉教者である。伝承では、ディオクレティアヌス帝の近衛隊の隊長だったが、キリスト教徒であることが知られ、柱や木に縛られて矢を射られた。それでも命を落とさず、のちに棍棒で打たれて殉教したという。中世には疫病から守る聖人として、特に厚く信仰された。
モローは1869年のサロンでプロメテウスがメダルを得たものの、新聞で厳しく批判された。それから1876年まで、サロンに作品を出していない。この絵は、空白を破った1876年のサロンに出品された。モローは1880年を最後にサロンから身を引いた。
1906年にはA・バイユアッシュの所蔵で、同年パリのジョルジュ・プティ画廊で開かれたモローの展覧会に出た。1922年、バイユアッシュの遺品の売り立てに出され、画商の手を経て、1927年にニューヨークの収集家グレンヴィル・L・ウィンスロップが買った。1943年、ウィンスロップの遺贈でハーヴァード大学のフォッグ美術館に入った。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・板
- Year Created
- 1876
- Dimensions
- 69.5 × 39.7 cm
Artist profile

ギュスターヴ・モロー
パリの裕福な建築家の家に生まれ、幼くして絵と旅への憧れを植えつけられた。20代でイタリアに渡り、ルネサンスの巨匠たちを模写しながら、同世代の画家テオドール・シャセリオーと出会う。奔放な色彩と異国趣味を併せ持つシャセリオーの絵に、モローは終生消えない刺激を受けた。
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