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ポール・セザンヌ首吊りの家
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パリの北およそ27キロにある、オーヴェール=シュル=オワーズ村の一角を描いている。セザンヌはこの頃、友人のカミーユ・ピサロとともに、ポントワーズやオーヴェールの一帯で制作していた。淡い色と細かく割った筆づかいは、ピサロを通して学んだ印象派の描き方である。
1874年4月、写真家ナダールのアトリエを会場に、第1回印象派展が開かれた。セザンヌが出した3点のうちの一つがこの絵で、発表の当初から反発も多かった。それでも展覧会のあとにドリア伯爵が買い、セザンヌが初めてコレクターに売った絵になった。
1889年のパリ万国博覧会には、ドリアの所蔵品として出品された。その後はヴィクトル・ショケの手に渡り、1899年のショケ・コレクションの売り立てを経て、イザーク・ド・カモンド伯爵が手に入れた。モネはカモンドに手紙を書き、この絵を買うよう熱心に勧めたが、その手紙は失われている。1911年、カモンドの遺贈でルーヴル美術館に入った。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1873
- Dimensions
- 55.5 × 66.3 cm
Artist profile

ポール・セザンヌ
ポール・セザンヌは、学校でのちの小説家ゾラをかばって袋叩きにされ、翌日、籠いっぱいのリンゴを贈られたと詩人ガスケに語っている。リンゴの静物やサント=ヴィクトワール山の連作で知られ、日本では「近代絵画の父」と呼ばれるフランスの画家だ。 生まれたのは南フランスのエクス=アン=プロヴァンス。父はまだ帽子屋で、銀行を開いたのは息子の誕生から9年後だった。
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