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ジャン=バティスト・シメオン・シャルダンThe Laundress
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魚や果物の絵で名を得たシャルダンが、洗濯する女を描いた。人々の暮らしに目を向けはじめたころの一枚だ。
1737年、パリの展覧会に、この絵と同じ構図の一枚が「石鹸洗いにいそしむ小柄な女」の題で出た。動物を描く腕は知られていたが、人物までこれほど描けるとは、当時の目利きたちも驚いた。出品された絵は現在ストックホルムにあるとされ、この絵はシャルダンが同じ場面をもう一度描いたものとみられてきた。
この絵は1755年、パリの収集家クロザの部屋に掛かっていた。1772年、エカチェリーナ2世がクロザのコレクションを買い取り、絵はロシアへ渡った。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1730–1739
- Dimensions
- 37.5 × 42.7 cm
Artist profile

ジャン=バティスト・シメオン・シャルダン
パリの職人街、サン=ジェルマン・デ・プレの近くで家具職人の息子として生まれた。歴史画こそが絵画の頂点とされた時代に、シャルダンが選んだのは台所の隅、食卓の上、子供部屋の静けさだった。銅の水差し、剥かれた蕪、開いたままの手紙、そして皮を剥がれて壁に吊るされた一匹の《赤エイ》——1728年、この静物画一枚で王立アカデミーへの入会を認められる。
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