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萬鉄五郎Reading Woman
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首位で美術学校の本科に進んだ萬鉄五郎が、数年後には卒業さえ危ぶまれる。何が変わったのだろうか。《読書婦人》は、その間にあたる明治41年(1908年)、萬が東京美術学校で学んでいたころの油絵だ。
このころは、教授の黒田清輝が持ち込んだ、陽光を取り入れる明るい描き方を試していた。やがて形や色を大胆に変える表現へ向かい、卒業制作裸体美人を発表する。教授たちの評価は低かったが、いまでは重要文化財になっている。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1908
- Dimensions
- 45.9 × 40.7 cm
Artist profile

萬鉄五郎
卒業さえ危ぶまれた絵が、いまは重要文化財になっている。萬鉄五郎の卒業制作《裸体美人》だ。教授たちの評価は低かったが、萬自身はゴッホやマチスの影響を語った。形や色に画家の感じ方を強く表したこの絵は、日本のフォーヴィスムの先駆けとされる。 萬は明治18年(1885年)、岩手県の土沢に生まれた。
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