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安井曾太郎Mount Yakedake
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安井曾太郎の《焼岳》に描かれた山は、1915年の噴火で梓川をせき止め、大正池を生んだ。上高地の西にそびえる活火山だ。
安井は1938年と1940年の夏から秋に上高地に滞在し、周辺の風景を描いた。
焼岳を描いた絵は一枚ではない。安井は1939年に《白樺と焼岳》、1941年に《焼岳》を展覧会に出した。《焼岳》という題の作品は、安井の代表作に挙げられることもある。出品された二つは別の絵だが、この絵がどの一枚に当たるのかは分かっていない。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1941
Artist profile

安井曾太郎
商家の息子として京都に生まれ、家業を継ぐはずが絵の道に逸れた。関西美術院で浅井忠に学び、二十歳前でフランスへ渡る。パリでは印象派の華やかさより、セザンヌの画面にひそむ堅牢な構築性に強く引かれた。同じ頃留学していた梅原龍三郎とはその後長く並び称される間柄になるが、梅原が色彩の奔放さで画面を満たしたのに対し、安井は輪郭と量感でものの実在を捉えようとした。
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