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狩野元信Ink Landscape
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《水墨山水図》は、狩野元信の作と伝わる水墨画で、作者も年代も確定していない。所蔵記録の作者欄には「Attributed to Kano Motonobu」とあり、元信本人の筆とは断定されていない。
元信は中国画の筆づかいを三つの型に整理し、弟子たちが共同で大画面を描けるようにした。この方法によって「元信印」のある作品が数多く残り、本人の筆を見分けにくくなっている。元信は「元信」の字を入れた壺形の朱印を用いた。この絵の右下にも壺形の朱印があるが、画像では字を読み切れない。
年代の記録も食い違う。題の下には元信の没後にあたる17世紀とある一方、詳細欄には1499年から1599年と記されている。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 紙本墨画/掛幅
- Dimensions
- 41.9 × 74.4 cm
Artist profile

狩野元信
狩野元信(1476〜1559年)は、父・狩野正信を継いだ狩野派の2代目の絵師である。中国画の筆づかいを三つの型にまとめ、弟子とともに襖や屏風を描く仕組みを整えた。寺院の大画面から町衆に売る扇まで手がけた。 制作年が分かる最初の作品は、永正4年(1507年)の《細川澄元像》である。初期には父と同じく幕府、とりわけ管領の細川氏から注文を受けた。
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