
CC0
小林清親Distant View of Matsuchi Hill from the Sumida River (Sumidagawa yori Matsuchiyama enkei), from the series "One Hundred Views of Musashi Province (Musashi hyakkei no uchi)"
0
清親の「武蔵百景」は、歌川広重の「名所江戸百景」を踏まえた連作である。「百景」と題しながら、刊行されたのは34図で、この図もその一つにあたる。
題にある待乳山は、浅草七丁目の隅田川に面した、標高約10メートルの小丘を指す。山上には聖天宮があり、江戸時代には東都随一の眺望の名所と称され、多くの浮世絵や詩歌に取り上げられた。
女性が立つ舟は、アムステルダム国立美術館の記録によると渡し舟である。待乳山の麓には、山谷堀口と向島の三囲神社の前あたりを結ぶ「竹屋の渡し」があり、「待乳の渡し」とも呼ばれた。ただ、この舟がその渡しかどうかは記録にない。出版元は、左下の刊記にある小林鉄次郎である。大黒屋の版ではない。
- Work Type
- Technique
- 木版多色刷/大判
- Year Created (image)
- 1884
- Dimensions
- 33.9 × 24.3 cm
Artist profile

小林清親
小林清親(1847〜1915)は、ガス灯や月明かりに照らされた明治の東京を描いた浮世絵師である。輪郭線をほとんど使わず、光と影を捉えた木版画は「光線画」と呼ばれる。 江戸本所御蔵屋敷に下級役人の子として生まれ、幕臣として伏見の戦いに参戦した。幕府が倒れると静岡へ移り、住居や職業を転々としたのち、明治7年(1874年)に上京して画業に専念した。
View full profileMore by 小林清親

1877 · 木版多色刷
猫と提灯

肉筆画
開花之東京 両国橋之図

1915
Rooster and hen

1915
A rear view of a lady walking with a large umbrella in the snow

1905
The Russian generals very politely lay down their arms

1905
Such mild news comes from the war that Nicholas says, "I will go to the front. Where shall I go?" "To Harbin, Little Father"

1905
Rokoku no senji kannon

1905
