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高
高其佩Landscape
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高其佩の《山水図(台北故宮博物院)》は、清の皇帝・雍正帝が重臣に贈った、世を離れた暮らしを描く山水画だ。贈られた政治家の張廷玉は、雍正7年(1729年)7月に謹んで賜ったと、絵の左上に記した。「恩賜」の二字だけは行を改め、ほかの行より高い位置から書き始めている。皇帝からの贈り物を敬う書き方だ。
張廷玉が自分を「臣」と記したように、描いた高其佩も右下の署名で「臣」と名乗っている。「臣高其佩恭繪」は、臣下の高其佩が謹んで描いた、という意味だ。高其佩は清の朝廷で高い地位についた役人でもあった。この署名は、宮廷のために描いたことを示す。
縦222.7cmの大きな画面には、山あいで友を訪ねる人や、書を読む人が描き込まれている。左の谷あいの家では、窓辺の人が机に書物を広げている。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Painting
- Technique
- 絹本着色/掛幅
- Dimensions
- 222.7 × 109.1 cm
Artist profile
高
高其佩
高其佩は、清の時代の中国の画家である。筆の代わりに指先や爪で描く指頭画の名手として知られる。漢軍旗人の家柄に生まれ、役人として刑部右侍郎の地位にまで進んだ。山水・人物・花鳥・獣と、画面の大小を問わず指と爪で描き、見た人々は争ってその絵を求めたという。その指頭画法は、池大雅をはじめとする日本の南画にも大きな影響を与えた。
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