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月岡耕漁謡曲竹雪
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月岡耕漁の《謡曲竹雪》は、能「竹雪」の舞台を絹に彩色して描いた、明治39年(1906年)の肉筆画である。少年が寒さに命を落とし、家族の悲しみのうちに生き返る曲を題材にしている。
少年の月若は、恋しさに実の母を訪ねたところを継母に呼び戻される。雪の降る中で竹の雪を払うよう命じられ、寒さに命を落とす。母と姉が駆けつけて亡骸を見つけると、父も戻ってくる。皆が悲しむうちに奇跡が起こり、月若は生き返る。
この曲を演じる流儀は、宝生流と喜多流だけとされる。耕漁は版画の連作にも同じ曲を描いた。能楽百番 竹雪は、大黒屋(松木平吉)から大正12年(1923年)8月に出ている。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Painting
- Technique
- 絹本着色/掛幅
- Year Created
- 1906
- Dimensions
- 153.1 × 71.3 cm
Artist profile

月岡耕漁
月岡耕漁(1869〜1927)は、日本で初めて能の舞台を専門に描いた画家とされる。義父は浮世絵師の月岡芳年で、大黒屋(松木平吉)から出した能の木版画の連作が代表作となった。 東京・日本橋の旅籠屋に生まれ、本名は羽生弁之助。12歳から、横浜で輸出品を扱う伯父のもとで陶器の絵付けを学んだ。母の泰は明治17年(1884年)に芳年と結婚した。
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