
Public domain
アルフレッド・シスレーStreet in Marly
0
シスレーが描いたとされるポール=マルリーの街角には、この絵の原寸大の複製が立っている。場所はヴェルサイユ街道の下手で、1984年の時点でも建物や商店はほとんど変わっていなかったという。シスレーは1875年から1877年までマルリー=ル=ロワに住んでいた。
左の家の角に付いているのはガス灯だ。1906年の競売目録は、緑の鎧戸のある2軒の家と、角のガス灯からこの絵の説明を始めている。売り手のフランソワ・ドゥポーはルーアンの石炭商で、集めたシスレーの作品は60点を超える。この絵は1894年に、画商ポール・デュラン=リュエルの手を経て彼のものになった。
ドゥポーの離婚をきっかけに、競売はパリのジョルジュ・プティ画廊で開かれた。出品された絵216点のうち、46点がシスレーの作品だった。この絵はデュラン=リュエルが6,100フランで手に入れ、1913年にマンハイム市立美術館へ渡った。大原美術館にも《マルリーの通り》という題のシスレー作品があるが、こちらとは別の一点で、1879年の年記がある。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1876
- Dimensions
- 50 × 65 cm
Artist profile

アルフレッド・シスレー
パリで生まれ、パリで学び、パリ近郊の川辺の風景ばかりを描き続けながら、シスレーは最後までイギリス国籍のままだった。父は絹貿易商、家は裕福で、若い頃はロンドンで商売の修業をしていたが、絵への興味を抑えられず画家を志して帰仏する。
View full profile







