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Yamauba and Kintarō
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河鍋暁斎河鍋暁斎

Yamauba and Kintarō

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ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)はこの図を暁斎の作と断定せず、「暁斎に帰属」とする。館の分類は素描で、制作は19世紀後半とされる。画面に落款と印は見当たらない。

山姥は、足柄山で金太郎を育てた母として伝えられる。金太郎は坂田金時の幼名で、のちに源頼光に見いだされ、頼光四天王の一人になったとされる。元禄期に広く読まれた『前太平記』では、山姥が金時を頼光に託す場面が名場面となり、ジャンルを超えて多くの作品に影響を与えた。浮世絵では、喜多川歌麿の作だけで同じ画題が50点ほど確認されている。暁斎自身も天保8年(1837年)に歌川国芳に入門し、のちに狩野派で学んだ。

この幅はハーバート・R・コールの旧蔵品である。コールの収集は月岡芳年の版画で知られ、同館は昭和55年(1980年)にこの収集による芳年展を開き、図録(The Bizarre Imagery of Yoshitoshi)を刊行した。

Work Type
Drawing
Technique
紙本墨画/掛幅
Dimensions
67.3 × 27.9 cm

Artist profile

河鍋暁斎
河鍋暁斎

明治の東京で、筆の速さと引き出しの多さで暁斎に並ぶ絵師はいなかった。河鍋暁斎(1831〜1889)は下総古河に生まれ、数え七歳で歌川国芳の門を叩く。神田川で拾った生首を写生して周囲を仰天させた少年の逸話は、この絵師の本質——見たものは何でも描く——へ真っ直ぐつながっている。十歳で駿河台狩野派に移ると、師の前村洞和は彼を「画鬼」と呼んだ。

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