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ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスThe Lady of Shalott
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舟の鎖を解くこの女性は、目的地に着く前に息絶える。ウォーターハウスの《シャロットの女》は、同じ主人公を3回描いたうちの1枚目だ。高さ約1.5メートル、幅2メートルの大きな絵で、背景の川辺はとても自然に描かれている。画家が短い期間、戸外で絵を描いていたころの作だ。
物語は、詩人テニスンの詩「シャロットの女」による。塔に一人で暮らす主人公は、呪いのために外の世界を鏡越しにしか見られない。ところが騎士ランスロットを直接見てしまい、鏡にひびが入って呪いが降りかかる。彼女は舟でキャメロットの城へ向かう。
その旅に持ち出した布には、鏡越しに見た道行く人々とランスロットが刺繍されている。消えかけた蝋燭と低く飛ぶツバメの仲間は、彼女の命が尽きることを予告する。映画監督の宮崎駿は、この絵に「なんという崇高な通俗さだ」という言葉を贈った。
- Work Type
- Painting
- Technique
- 油彩・カンヴァス
- Year Created
- 1888
- Dimensions
- 153 × 200 cm
Artist profile

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
2006年、宮崎駿はテート・ブリテンでウォーターハウスの《シャロットの女》を見て、衝撃と深い感銘を受けた。ウォーターハウスは神話や詩の女性を描いたイギリスの画家で、《オフィーリア》《ヒュラスとニンフたち》でも知られる。 1849年、ローマに生まれた。両親はともにイギリス人の画家で、5歳のとき一家でロンドンに移った。
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