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鳥居清長The Peony Show
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鳥居清長の大判三枚続で、吉原の三人の遊女が禿(かむろ)を連れて、牡丹の植え込みの前を歩く。「仲の町の牡丹」はメトロポリタン美術館の記録にある題で、画面には摺られていない。東京国立博物館の同じ図には「牡丹園」という題が付く。仲の町は吉原の中央を貫く通りで、両側に引手茶屋が並んだ。上級の遊女は供を連れて、茶屋で待つ客を迎えに来た。
上の書き入れは右から、扇屋の「かこちの」(「かたちの」と読む館もある)、丁子屋の「雛鶴」、玉屋の「静」の名を示し、脇の小さな字は禿の名である。禿は、上級の遊女に仕えて見習いをした6、7歳から13、14歳ほどの少女をいう。帯の前結びは、遊女の身分のしるしだった。
三枚とも「清長画」の落款と、出版元の西村屋与八(永寿堂)の「永寿版」の印がある。天明7年(1787年)ごろの作とされ、清長が鳥居家の4代目を継ぎ、錦絵から離れていくころにあたる。この摺りはニューヨークの弁護士で収集家のハワード・マンスフィールドの旧蔵で、1936年にメトロポリタン美術館が買い入れた。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Publisher
- 西村屋与八
- Technique
- 木版多色刷/大判三枚続(各図 38.1×25.4cm)
- Year Created (image)
- 1787
Artist profile

鳥居清長
鳥居清長は、天明期(1781〜89年)の江戸を代表する美人画の浮世絵師である。背が高くすらりとした八頭身の「清長美人」を、大判の錦絵を横につないだ二枚続・三枚続に並べ、江戸の実景のなかに描いた。その清長が、天明の終わりから錦絵を離れていく。師の孫が育つまで、芝居の看板を代々描く鳥居家を預かったためだ。
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木版多色刷/大判三枚続(各図 縦37.1cm・横24.6〜25.2cm)
Young Ladies Viewing Cherry–blossoms at Asukayama

1783 · 木版多色刷/大判二枚続
A Party of Merrymakers in a Tea-house at Shinagawa

1785 · 木版多色刷/大判
Enjoying an Evening Cool at the River-side of Hamacho

木版多色刷
風流江都之中央 Fūryū edo no chūō

Tangle of kite string, (Takoito no motsure),, from the series A Brocade of Eastern Manners (Fūzoku Azuma no nishiki)

1782 · 木版多色刷
玉花子栄茂図

1781 · 木版多色刷
江都八景 金竜山暮雪 Kōto Hakkei Kinryūzan Bosetsu

