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「東京災難画信」九、都新聞 大正12年9月22日掲載 夢二によるルポ:救済団 郊外のある文学者の所へ、一人の見知らぬ女性が訪ねてきた。断髪で盲縞の筒袖をつんつるてんに着て、海水帽をかぶつた十七八の女ださうだ。
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竹久夢二竹久夢二

「東京災難画信」九、都新聞 大正12年9月22日掲載 夢二によるルポ:救済団 郊外のある文学者の所へ、一人の見知らぬ女性が訪ねてきた。断髪で盲縞の筒袖をつんつるてんに着て、海水帽をかぶつた十七八の女ださうだ。

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Year Created (image)
1923

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竹久夢二
竹久夢二

黒い猫を胸に抱いた女が、こちらを見ているようで、見ていない。1919年の《黒船屋》——ふくよかな体つきに対して首だけが細く長く、伏せぎみの大きな瞳はどこか遠くをさまよう。この一枚に結晶した女性像を、人は「夢二式美人」と呼んだ。うつむき加減の輪郭を追う柔らかな線と、たっぷりとした余白。感傷が、絵の姿かたちそのものに移されている。 本名は茂次郎。

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