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月岡芳年The Peasant Riot in Mie Prefecture
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提灯に「飯野郡」など村々の名が記してある。
明治9年(1876年)12月18日、三重県飯野郡の農民が年貢の取り立てを延ばすよう戸長に願い出たのが始まりだった。千人ほどだった集団は数日で数万人になり、県の出先、学校、戸長の家、三井銀行を焼き討ちした。被害は約2,300戸、死者35人。鎮台兵が24日までに鎮圧し、処罰された者は50,773人にのぼった。翌明治10年1月4日、政府は地租を3分から2分5厘に引き下げた。「竹槍でドンと突き出す二分五厘」と狂歌に歌われた。
芳年は1870年代、新聞の記事を絵にする「新聞錦絵」を多く描いた。この図もそうした報道の一枚で、いまも多くの高校日本史教科書が伊勢暴動の図版に使っている。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Technique
- 木版画(錦絵)
- Year Created (image)
- 1876
Artist profile

月岡芳年
月岡芳年(1839〜1892)は、芝居の残酷な場面を描いて「血みどろ絵師」と呼ばれた浮世絵師である。晩年には、月を題に歴史や物語を描いた「月百姿」や、「新形三十六怪撰」を手がけた。 江戸に生まれ、嘉永3年(1850年)、12歳で歌川国芳に弟子入りした。15歳で最初の挿絵と錦絵を発表する。
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