
Public domain
小林清親The Sumida River at Night
0
題は下の余白に「隅田川夜」と刷られ、落款は右下の「小林清親」。明治14年(1881年)に福田熊次郎(具足屋)から出た光線画の一枚である。光線画の名は、初めの版元の松木平吉がつけた。ガス灯がともりはじめた東京で、光が線をなすことに人々が気づき、「光線」という言葉がはやったためという。
この年の1月26日未明、神田松枝町から出た火が両国一帯を焼き、清親の家も焼けた。清親は同じ年に火事を主題にした版画を4点出している。その夏、清親は光線画の制作をやめたが、理由は本人も語っていない。
この摺りには、左手の地平に煙突が見える。後年の彫り直しの版ではこの煙突が省かれているとされ、見分ける手がかりになる。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Technique
- 木版多色刷/大判横絵
- Year Created (image)
- 1881
Artist profile

小林清親
小林清親(1847〜1915)は、ガス灯や月明かりに照らされた明治の東京を描いた浮世絵師である。輪郭線をほとんど使わず、光と影を捉えた木版画は「光線画」と呼ばれる。 江戸本所御蔵屋敷に下級役人の子として生まれ、幕臣として伏見の戦いに参戦した。幕府が倒れると静岡へ移り、住居や職業を転々としたのち、明治7年(1874年)に上京して画業に専念した。
View full profileMore by 小林清親

1877 · 木版多色刷
猫と提灯

肉筆画
開花之東京 両国橋之図

1915
Rooster and hen

1915
A rear view of a lady walking with a large umbrella in the snow

1905
The Russian generals very politely lay down their arms

1905
Such mild news comes from the war that Nicholas says, "I will go to the front. Where shall I go?" "To Harbin, Little Father"

1905
Rokoku no senji kannon

1905
