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小林清親Night on the Sumida River
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題は下の余白に「隅田川夜」と刷られている(この写真では余白が切れている)。明治14年(1881年)に福田熊次郎(具足屋)から出た。清親が明治9年から14年にかけて出した東京の風景版画は、初めの版元の松木平吉が「光線画」と名づけ、93点のうち76点が福田から出ている。
木下杢太郎は、清親の絵を好むのは「平民の詩境を喜ぶなり」と書き、永井荷風は清親の東京風景画を「明治初年の東京を窺ひ知るべき無上の資料」と呼んだ。
同じ図のホノルル美術館の摺りでは、左手の地平に煙突が立っているが、この摺りには無い。後年の彫り直しの版では左の煙突が省かれていると指摘されており(Japanese Art Open Database)、この一枚はその版である可能性がある。
- Genre
- Japanese & Asian
- Work Type
- Technique
- 木版多色刷/大判横絵
- Year Created (image)
- 1881
- Dimensions
- 21.5 × 33 cm
Artist profile

小林清親
小林清親(1847〜1915)は、ガス灯や月明かりに照らされた明治の東京を描いた浮世絵師である。輪郭線をほとんど使わず、光と影を捉えた木版画は「光線画」と呼ばれる。 江戸本所御蔵屋敷に下級役人の子として生まれ、幕臣として伏見の戦いに参戦した。幕府が倒れると静岡へ移り、住居や職業を転々としたのち、明治7年(1874年)に上京して画業に専念した。
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